鍵屋ブログ
まずはお気軽にお電話下さい
0120-338-599長期連休の前後には必ず、スーツケースやビジネスバックの鍵をなくしてカバンを開けられなかったり、これから使いたいけれど鍵をどこにしまったのか忘れてしまったといったお客様の御相談を受けます。買ったばかりのスーツケースを壊すには抵抗があるでしょうし、借り物ならそれなりの責任を問われます。
御相談の内容は大きく分けて2通りでして「カバンの鍵を開けるだけの作業」と「鍵が全くない状態からの復元作業」になります。たいていは数分から数時間で解決しますので、その当日に引き渡しが可能です。もちろん錠を破壊することはありませんので、その後今までのようにご使用になれます。
ただし、ご自分で何とかされようとマイナスドライバーやバールなどの工具で錠を損傷させてしまうと、開けられたはいいがカバンの修理が必要になります。よってカバン錠部分の自己損傷、または消耗が原因での不具合についてはお買い求めた販売店に御相談していただくほかありません。なるべくなら正常な状態で鍵屋さんに持っていかれたほうが賢明です。
先日、アメリカ人のお客様が来店されドイツ製のビジネスバックを持ってこられました。鍵をなくされたようで帰国も迫っているし本当に困っているようでした。大事なカバンなので壊さずに使えるようにしたいのがそのお客様の要望です。カバンは2箇所ある鍵穴の奥にテンションがかかる構造になっていて、それがトリガーの働きをする珍しいものでした。しかもその2か所の錠に鍵をさし入れ、同時に鍵を回さなければ開錠できない仕組みになっています。以前そのドイツ製のカバンを預かったことがあるので、作業は案外早く終わりました。ホッとしました。ありがとうございました。