鍵屋ブログ
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0120-338-599写真は、一戸建ての勝手口に使用しているYKKapの土間用引戸です。(同じ様式で、店舗・事務所などに使われていることもあります)
両側に戸先鎌錠がついて、戸先鎌錠はMIWA ミワ製のSL77狭框用の手配品が使われていました。通常、真ん中に付いている召し合い錠が付いていなかったのは、おそらく家人の出入りの都合を考えてのことだと思います。
さて経年経過による錠の消耗でサムターン(室内側のつまみ部分)が破損したので交換することとなりました。このような引戸錠は障子・枠ともに狭い框なので建てつけが悪くなると、錠の鎌先が枠に収まりにくくなります。その状態を放置すると鍵やサムターンを強引に回さねば開閉ができないなどの不具合を感じるようになります。場合によっては鍵が折れたり、サムターン部が破損して鎌錠が戻らなくなり引戸を開けられないなどのトラブルに遭いかねません。
したがって戸先鎌錠だけの汎用引戸は、おかしいな?と思ったら専門業者に早めに見てもらうのがいいでしょう。初期の不具合ならば、戸車や枠手のストライク調整だけで済むこともあります。