店舗ガラスドア｜錠交換

写真は、店舗ドアのロンカラー・ガラスドアです。お客様のご要望により防犯対策で、ドアノブ錠の交換をさせて頂きました。こうしたドアは汎用性があるので、ほかに事務所や勝手口などに使われている場合が多いといえます。

さて、このガラスドアの最大の弱点は、ガラスを破られて鍵を開けられてしまうことです。ドアの隙間に工具を差し入れて、強引に錠をこじ開ける手口もありますが、ガラスを破って、室内側のサムターンを外から回せばドアは簡単に開けられますし、泥棒が嫌がる破壊音も小さくてすみます。したがって、こうしたガラスドアの錠前は外側・内側の両方向を鍵式にすると有効で、侵入窃盗に対して多少の手間をかけさせることができます。

■施工前－－－－－－－－－－－－－－－－

外側のガードプレートが短いのと僅かな隙間がある

内側はサムターンで施開錠していました

■施工後－－－－－－－－－－－－－－－－

外側：ドアノブ錠を交換してガードプレートは長いものを適切に取付けます

内側も鍵で施開錠しますので侵入時に手を入れられても鍵は回りません

つけ加えますが、ドアノブ錠だけを交換したからといって安全ではなく、ご紹介できませんけれど、このドアにはその他の防犯施工も組み合わせています。それらによって、ガラスドアの脆弱さを補い、より防御を高め、結果的に侵入しにくいドアとして変化することになります。店舗ガラスドアの防犯対策工事例でした。

※ガラス破りに注意

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