鍵屋ブログ
まずはお気軽にお電話下さい
0120-338-599築40年は経過していると思われる建物で1階お店の裏口ドアです。使い込まれた独特の雰囲気がある鉄扉ドアには、SHOWA ショウワ製 旧85シリーズのドアノブ錠がついています。
お客様からドアノブ錠の調子がおかしいと、鍵交換のご相談を受けました。現場で調べると、ケースロック(箱錠)内部の部品が破損していたために、ラッチと呼ばれる部分が正常に動かない状態です。すでに製造されていない85シリーズのサポート部品は、クローム仕上げの代替え品を数個在庫していますが、今回は壊れた部品を真鍮材で復元して修理することにしました。加工して出来た新しい部品をケース内部に組み入れれば、元通り使用することができます。あとは、シリンダー(鍵部分)を交換すれば作業は終了です。
■施工前---------------
現在、こうした古い鉄扉が、良い状態で残っていることが珍しい時代になりました。防犯や使い勝手を考えれば、アルミドアや合板ドアに変えてしまう場合も多いかと思います。今でも、下町の町工場やモルタル・ブロック造りの倉庫などで、写真のようなドアを拝見することがありますけれども、確実に昭和の時代が遠ざかっていることをしみじみと実感いたします・・・。
SHOWA ショウワ製 旧式ドアノブ錠についての工事例でした。