不二サッシ クレセント錠の交換 バネが効かない/さいたま市大宮区

マンションの引違い窓の鍵で、不二サッシ製クレセント錠の交換をさせていただきました。バネ部品が破損したためレバーの上下反応が無く、開けた状態の位置を保つことができません。ここで注意したいのはベランダに出て窓を閉めると、その振動でクレセントのレバーが写真のように自然と下がってしまい、窓を開けられず外から建物のなかに入ることができなくなります。まれにですけれどマンションのベランダに取り残され、助けを求める方から頼まれた善意の通報者によって、鍵開けの緊急依頼を受けることがあります。そうした鍵トラブルに遭わないためにも、故障したクレセント錠は早めに取り換えたほうが賢明です。

バネが効いていないのでレバーを上げても自然と下がってきて、ロックがかかってしまう。防犯的にも好ましくありません

旧型クレセント錠裏側

代替品クレセント錠裏側

新しく取付け直しました。クレセント錠を取り外すときは、ビス裏板が入っているかを必ず確認することが大切です

建物によりますが築年数が20年を経過すると、交換部品のメーカーサポートが終了してしまう場合があります。また、同じような製品に見えても寸法が違い、すんなり取付けられないこともありますので部品の選定は注意が必要です。不二サッシのマンション用クレセント錠交換例でした。

Tweet