鍵屋ブログ
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0120-338-599写真の金庫は、キングクラウン製でテンキー(ボタン)と鍵式の20Lサイズ耐火金庫です。平成13年製造で特に不具合があるわけではなく、鍵はあるのけれど番号がわからないとのことで解錠のご依頼がありました。解錠作業は20分ほどで終了し、お引き渡しになりました。
現在、キングクラウン製金庫の現行品20Lサイズ・テンキー式金庫には、下記の写真にあるような鍵(シリンダーはディンプルキー)はついておらず、小ハンドルの丸いツマミ式になっています。
今回ご依頼のテンキーと鍵の組み合わせの金庫は、一般では市販されていない珍しい金庫になります。それらは、限られた販路にしか直販されていない金庫といっていいと思います。
これと似たような金庫は90年代前後、LION ライオン事務機器(製造はキングクラウン)のメーカーロゴで一時期販売されていました。
当時の金庫の鍵部分(シリンダー)は、MIWAミワロックのマグネットキーと確認しています。その鍵式だったライオン製品は、金庫の解錠現場や買い替えによる古い金庫の引き上げ作業などで時々見ることができます。
こうした金庫はテンキーの番号を押しても動かないなど、故障したうえに鍵も紛失したとなると、通常の解錠作業より手間がかかるので料金が高くなります。
鍵のトラブルは、どんな場合でも「自分でなんとかしなくては!」と思わずに、専門者にいち早く見てもらうことをおすすめします。
余談ですが金庫によっては無理に壊そうとすると、開かなくなる仕組みが働く場合がありますので、くれぐれも注意が必要です。