鍵屋ブログ
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0120-338-5991980年製造の「豊年金庫」、家庭用金庫のなかでも珍しく金庫扉の左側に引き手がついています。ダイヤル番号を合わせて鍵(シリンダー)を回せば金庫が開く仕組みです。
ダイヤル番号が分からなくなってしまい?金庫を開けられないで困っているとご相談がありました。
さて、お客様からの聞き取りでは、しばらく金庫を使っていなかったらしく、鍵は紛失しダイヤル番号も分からないとのことでした。
他社の鍵屋さんに来てもらったら、鍵とダイヤル番号が分からない場合は壊すしか方法がない!という判断でした。しかしお客様は継続して金庫を使いたかったのでお断りしたそうです。
それでどうにかならないか?と弊社にご連絡をくださったわけです。
結論をいえば、この豊年金庫は壊さずに開けることができます。つまり、鍵を復元して(鍵が全くない状態から作製する)からダイヤル番号を解読すれば、無傷でその日に金庫を開けることが可能です。ただし、古い金庫で保管状態が悪いと、金庫外部・内部ともに錆びていて金庫の解錠に手間がかかる場合がありますから、壊して開ける(破錠開錠)方法も作業として誤りではないのです。最終的に、その判断は鍵屋さんに委ねるしかありませんが、弊社ではお客様のご要望に副うかたちを優先することが大事ではないかと考えています・・・。