後藤金庫 鍵無し作製

後藤金庫本店の５号サイズ金庫（年号・大正）に取り付けてあった金庫錠

金庫の錠前部分

金庫錠本体

お客様が金庫の鍵をすべて無くしてしまったそうで、錠を使用できるよう鍵を復元することになりました。

ただのレバータンブラ構造の管キーと思っていたら、鍵先に６方向から鋼がピストンする仕掛けが施されており鍵無し作製するのに少々時間がかかりました。

開錠動作は、鍵をグッと押して回すような感じで、一回転させてカンヌキを動かします。

観察すればするほど、よくできているなぁ～と感心してしまいました。

日本人の職人の気質がわかる精密な金庫錠を手にかかえ、大正時代のころを妄想する私です・・・

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