鍵屋ブログ
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0120-338-599イーグル金庫で大型の両開き式書庫書籍業務用金庫のダイヤル解錠作業をさせていただきました。鍵はあるけれどもダイヤル番号がわからないので金庫を開けることができない状態です。お客様から「ダイヤル部分は常時セロテープで固定していたので回したことがない」「数日前から開かなくなり、暗証番号もわからないので困っている」とご説明がありました。
こちらは50年以上前の古い金庫ですが、金庫のシリンダー錠(板バネ破損・ピンシリンダーの消耗)や内部BOXのダイヤル錠に不具合(BOXネジの緩み・ダイヤルの回転不良)がなければ基本的に壊さず金庫は開けられます。今回はダイヤル錠を長年使用していなかったせいもあってか回すのに硬く、番号を揃えるのに時間がかかりましたけれど無事に今まで通り使えるように引き渡せました。いろいろとお気遣いくださったお客様、誠にありがとうございました。
様々な金庫を拝見してきて分かることですが長年使用している業務用金庫は、そのほとんどが購入当時から定期的なメンテナンスをしていない場合が多いです。とくに大型の金庫は扉自体も重いゆえ、吊元部が消耗すると扉が閉まりにくくなったり、ハンドルの動きが悪くなる傾向があります。また、扉を勢いよく閉めると衝撃で内部の錠前部品の一部が欠落、破損する恐れがあり、最悪金庫が開かなくなります。したがって古い金庫の場合は特に優しく取り扱っていただきたいですし、機会があれば専門業者に見てもらうことも必要です。