ビル非常口｜防火ドアに鍵をつけたい

複合商業ビルの建物で、非常階段そばにある防火ドアです。この防火ドアのドアノブは元々、常時開閉式の空ノブ（鍵もサムターンもついていないドアノブ）でしたが、理由があって常時閉鎖方式に変更することになりました。

■施工前－－－－－－－－－－－－－－

外側　いたずらされて打撃痕が目立ちます

内側　鍵がついていません

さて、作業は非常階段から誰でも立ち入ることのできたドアに、階段側を鍵式のドアノブ錠に変えて関係者以外入れないようにします。常時閉鎖する防火ドアですから、フロア内からも通常開閉することはできません。ただし、フロア内の内側はサムターン式になっていますので、緊急時に防火ドアをフロア内から開けたい場合は、サムターン部に別途設置した※非常用丸カバー（プラスチック製）を割ればサムターンを回せるようになっています。最後に、消防検査確認を終えれば作業は終了です。

■施工後－－－－－－－－－－－－－－

外側　鍵が閉められるように交換

内側　サムターン式、最後に非常用カバーを設置します。

あまり人の目が届かない商業ビルの非常階段スペースは、時に死角となってしまい犯罪の「スキ」を与えてしまいかねません。利用者がいつでも安心できるように、こうした細かな防犯対策は建物管理者の責任となっているのが現実です・・・。

複合商業ビルの防火ドアで、ドアノブ錠の取付け工事例でした。

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