鍵屋ブログ
まずはお気軽にお電話下さい
0120-338-599オフィスなどで使う事務機器家具のキャビネットで、くろがね Kurogane製で30年以上まえの製品と思われます。
解錠依頼が入り、お客様から「キャビネットが開かなくなった!鍵はあるのに回らない?」と御相談を受けました。現場で確認すると、3方向に出るカンヌキを動かすロックシャフトが動かないため、鍵を最後まで回しきれません。強引に回そうとすると鍵が折れたり、全く動かない状態(デスロック)になるので、ある方法を用いてキャビネット錠を壊さずに解錠します。
解錠したあとは、いったん部品をすべて外して、原因となった部位(キーボックス)の確認と修整(修理)を行ないます。最後に元の位置に部品を取付け、動作確認をして異常がなければ作業は終了です。
こうした古いキャビネットやロッカーの錠部品は、新品交換することが難しいので完全に故障していないかぎり、解錠作業はその後も使用できる状態で引き渡すのが原則となります。古いモデルだけに替えがきかないため、慎重さを要する仕事のひとつといえます・・・。
くろがね Kurogane製キャビネットの解錠作業例でした。