トーヨーサッシ玄関ポストの防犯対策

築15年以上前の戸建てアルミ玄関ドアによく取付けられていた、郵便受け（ドアポスト）の防犯対策工事例をご紹介します。侵入手口のひとつで、ドア本体横（袖）にある郵便ポストが狙われるケースがございます。泥棒がポスト口から手や解錠工具を入れ、内側のサムターン錠を回してドアを開けるという手口です。

こうしたドアのお宅には、門扉のそばに別の郵便受けがあって、実際はドアポストの方を使っていない場合が多いといえます。そのままにしておくと、留守の確認や在宅時の様子を外から容易に探れますから、使用していないのであれば何らかの対策が必要です。

トーヨーサッシ玄関ドア横の袖口ポスト

金物を取り外します

ポストセット3点

中受けにアルミ板を挟む前に、両脇2個所に6ミリ穴をドリルで開けます。板の厚みは3ミリまででないと、差入れ口のビス受けにとどかないので注意してください。

中受け、アルミ板、目隠しの順に取付けて差入れ口を裏からビスで留めます。

取付け直し完了です。外から覗けませんし、手も入りません。

内側の見た目も変わりません。

対策は簡単で写真にあるように、中受けと同じ寸法にカットしたアルミ板（2ミリから3ミリ厚）を挟んでビス留めするだけです。ポスト部品をそのまま使いますので、見た目は全く変わりません。これでポストからの防御ができて、泥棒が宅内を窺うこともできなくなります。参考にしてください。

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