TOSTEMトステム玄関ドア MIWA URシリンダー 鍵交換 / 埼玉県 ふじみ野市

TOSTEMトステムのアンビィTX高断熱ドアについている、 MIWA美和ロック製プッシュプル錠 URタイプの鍵交換工事例です。この玄関ドアの厚みは60ミリある鋼板仕様になっています。シリンダー（鍵部分）も扉の厚さに関係しているため、鍵の取り換えをするさいは部品の選定に注意が必要です。今回は上側主錠のガードロック（2段階操作でアームが出る）がうまく機能しないというご相談だったので、その点検と今使用している旧型のギザギザした鍵を防犯性能の高い鍵に交換いたします。

ガードロックが正常に動かないのはドアが重さで下がってしまい、それが原因でカンヌキを受ける金物の位置がズレていたためです。また、ドア本体下端と下枠（沓摺部）が接触（擦れる）していてドアの開閉を妨げています。最初の作業は吊元のヒンジを調整してドアを吊り上げてからガードロックが正しく機能するようにいたしました。ガードロック本体（ケースロック）は壊れていませんのでオーバーホールしたあと、そのまま使用します。最後に純正のLIXIILリクシルシリンダーに取り換えて、ストレスなく動くのを確認すれば作業は終了です。いろいろとお気遣いくださったお客様、本当にありがとうございました。

■交換前———————————–

TOSTEMトステム「アンビィTX」ドア

ドア外側　　　　　　　　　　　　　　主錠ドアガードURシリンダー

ドア側面と内側　主錠ガードロックの動きが悪く、施錠もしにくい状態です

ドア側面と内側　　　　　　　　　　　　　補助錠ケースロックも土汚れが原因で動きが悪い状態でした

■交換後———————————–

ドア外側　　　　　　　　　　　　　　　　　LIXIIL純正シリンダーに取り換えました

上側主錠Wシリンダー

■ドアクローザー（ドア内側で上の方にあります）

ドアの開閉を制御するドアクローザー本体から油が漏れていました。ドアが勢いよく閉まるので、ゆっくり閉まるように調整しますがダンパー不良で元に戻りません

■ドアヒンジ（下側）———————–

ドア外側　　　　　　　　　　　　　　　ドアヒンジは上下2ヶ所にあります。ドアが下がってくる原因は、いろんな要因が含まれる場合が多いです。適正位置を保持するビスの締め込みが緩んでいるだけなら、簡単な調整で済みます。

TOSTEMトステムの高断熱ドアについている錠前部品の交換時期は、おおよそ15年から20年が目安です。鍵の調子が悪い、ドアがうまく閉まらない、ドアクローザー（ドア上部にある開閉装置）から油がもれているなど変だな？と感じたら、部品の手配は時間がかかる場合があるので、早め早めに問題を解決することをおすすめしています。

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