TOSTEM トステムの鍵が折れた/春日部市

お客様から玄関の鍵が折れて、ドアが開かない！と緊急の御相談を受けました。早速伺うと、折れた鍵先は捻じれてシリンダーの中に入ってしまった状態だったので、その異物を取り出す時間よりも、勝手口ドアの鍵を解錠したほうが早いと判断し、鍵開け作業を始めます。無事に解錠したあと、問題のシリンダーに不具合が起きていることが分かり、鍵を交換することになりました。原因は劣化による動作不良ですが、直接の引き金は精度の悪い「合鍵」を無理に使われていたためと思われます。

築15年のTOSTEM トステム玄関ドア

シリンダーと折れた鍵

■施工後－－－－－－－－－－－－－－－

現行品のWキーシリンダーに交換

さて、問題のトステムシリンダーは、2000年前後のトステム玄関ドアに採用されていた、MIWA ミワロックの「UR/D型シリンダー」と呼ばれる製品です。それ以前の「UR/A型」においても、原因は様々ありますけれど不具合の発生は多く、弊社では両製品あわせて、月に5件以上は必ずご相談を受けます。共通する具体的なトラブルの内容は、鍵が抜けない・入らない・折れた、鍵を回すときに引っかかる・回らないときがあるなどです。これらの鍵交換の目安として、使用頻度が高いお宅で10年、それ以外は15年とお考えいただき、変だな？と感じたら早めに対応されることをおすすめします。

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