AICAサムラッチ錠 SHOWA鍵交換

写真は、AICA アイカ製の高級木製玄関ドアで、SHOWA ショウワ製のサムラッチハンドル錠がついています。「AICA」のロゴが入ったハンドルが特徴で、すでに生産終了している特殊錠です。

この事例はケースロックが故障してしまったために施錠・開錠ができなくなり、サムラッチ錠を全部交換する事となりました。交換部品は、MIWA ミワロック製のサムラッチハンドル錠を選定します。

交換といっても、古い錠を外して新しい錠がすんなり取付けられるものではなく、戸枠のストライク(カンヌキどころ）の位置を基準に、寸法を測ってドア側を加工しなければなりません。良質な木製玄関ドアですから、ドリルやノミを入れるにも最小限の加工に止めます。

■施工前－－－－－－－－－－－－－－－

外側

内側

上にSHOWAの刻印　下にAICAの刻印

AICA アイカの玄関ドアは硬いので、作業の過程でドアの塗装が剥がれないようにノミを打つのは内心ハラハラするのですが、カッターで「けがいて」から行なうと仕上がりがキレイになります。

加工①

加工②

■施工後－－－－－－－－－－－－－－－

補修加工③ 側面のケースロック部分（扉厚45ミリ）

さて、サムラッチ錠を取付けたあとは、ドアに目立つ小さい傷などの補修をし（局部塗装）最後にドアスイングの調整をすれば工事は終了です。

AICA アイカ製木製玄関ドアのサムラッチハンドル錠交換工事例でした。

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