鍵屋ブログ
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0120-338-599築25年前後の新日軽コンポーレ2000シリーズ玄関ドアのプッシュプルハンドル錠です。
お客様から、ハンドル錠の故障でドアが正常に開閉せず困っている、とご相談がありました。この珍しいプッシュプルハンドル錠は、当時とても高価だったと記憶しています。鋳物で作られたボウ(弓)ハンドルの重さは、合計で約 6.5 kgもある重厚な製品です。
■施工前--------------
さて、壊れてしまったハンドル錠はすでに製造されていませんので、玄関ドアの見た目を損なわないように、代替え部品として MIWA ミワロック製のサムラッチ錠とTE補助錠を使用しました。
まずは古い部品を外して、新しい部品を取付けられるようにドア框側と枠側を加工します。つぎに、ドア枠側のストライク位置が変わりますので、ドア本体側面の化粧板も加工調整してケースロックのフロント部分に合わせます。側面のずれた穴埋めには、新品の同色平板で隠し仕上げます。最後にサムラッチ錠と補助錠(サムターンは脱着式)を取付ければ作業は終了です。
■施工後--------------
話は変わりますが、築年数30年前後経過したお宅では玄関錠が壊れてしまった場合、錠や鍵の修理・交換にあたって、その部品(部品の特殊性や製造中止品含む)の有無や代替え品を探すのにとても苦労します。かといって、いきなり玄関ドア・リフォームの話はあまりに突然ですし、鍵(錠)の問題は緊急事態も多く、時間をかけられませんので、その現場状況を考えて御客様のご要望をよくお聞きし、対応・解決させていただいています。
弊社では長年の工事実績の経験上、玄関ドアの劣化・建付け状態が悪くない限り、基本は現状の玄関ドアをそのまま利用する工事方法を提案しています。そのほうがお客様の負担も少なくて、案外あたらしく取付けた錠も長持ちするのが本当のところです。
こうした工事は、近い将来に建物の建て替えをお考えで、あまりお金をかけたくないお客様や、今の玄関ドア(見た目)を気に入っているのだけれど、業者にドア・リフォームしなければ錠は直らない!と言われ、困っているお客様などにご好評です!!
新日軽コンポーレ2000シリーズ玄関ドアのプッシュプルハンドル錠の交換取付け工事例でした!!