鍵屋ブログ
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0120-338-599写真は、2010年モデルで三協立山アルミドアのラフォースです。シリンダーは上下ともに、MIWA ミワロック製のPSタイプです。「キーガル」というリモコン錠が付いていました。
お客様から鍵の交換依頼を受け、作業をさせていただきました。
さて交換作業をするさい、室内側サムターンユニットをいったん外さなければなりませんが、これがなかなか外れない場合が多いのです。無理に外そうとすると、ドアやサムターンボディカバーを傷つけたり、押し込み部のツメが破損してしまいます。
当社では専用の取り外し道具を自作し使用していますが、それでも念入りに養生をしてから慎重に行います。一番注意が必要な作業かもしれません。では、なぜ?取り外しにくいのか?それは、ハンドル錠及び電池錠を一番最初に取付けるとき、インパクトドライバーを使用しているからだと思われます。インパクトを使用すると、取付けネジが通常より強く締めつけられます。
そのせいで取付け裏板が曲がってしまうので、最終的にサムターンカバーを強引に押し込むしかありません。だから、取り外しにくいのです。取り外しが難しい玄関ドアには必ずそうした共通点があり、お宅によってはドアさえも湾曲しているときがあるくらいです。
電気錠・電池錠の取付けにあたっては、インパクトドライバー使用は適当ではありません。予期せぬ機器の故障を避けるためにもデリケートな部分は基本、手締めのほうが正しく設置できると思います。