鍵屋ブログ
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0120-338-599玄関ドアの鍵が折れて、家に入れないお客様からご相談がありました。原因はTOSTEMトステム玄関ドアについている、MIWA美和ロック製のURシリンダーと呼ばれる鍵です。折れた鍵が鍵穴に入ったまま抜けない状態なので、スペアキーがあっても解錠できません。まずは、その鍵先を取り除き、ドアを開けてから新しいシリンダーに鍵交換することになりました。
お客様からの聞き取りでは、数週間前から鍵を回すときに固くて調子が悪かったので、機械油を注して使っていたようです。新築時から鍵は交換したことがないようなので、消耗による不具合が原因と考えられます。事実、元通りに直るか検証のためシリンダーを分解して確認したところ、泥のような塊が内部部品に固着していました。また、一部が錆びて劣化していましたので新品に交換するのが妥当だと判断します。
■施工前---------------
■施工後---------------
話は変わりますが、玄関ドアの錠前をメンテナンスする場合には、最初に土ホコリや油汚れを取らないといけません。ホームセンターなどで買えるパーツ・クリーナなどを使うと簡単でキレイになります。その後に鍵専用の潤滑剤をカンヌキ部分や鍵穴に注してあげてください。違いがハッキリ分かるほど復活すると思います。
また、やってはいけないことですけれど、錠前にホースで直接水かけしたり、過度な機械油を注すことです。ドアに水かけしたときは、必ず乾拭きしませんと砂や土を呼び込みます。油も同じでホコリや土などを吸着し、錆びの原因になるだけです。結果として、アルミドアの塗装や錠前の劣化を早めることになりますのでご注意ください。