medeco鍵交換と補助錠取付け MUL-T-LOCK

輸入玄関ドアにはウルトラマックスシリーズのドアハンドル錠がついています。正確には、クイックセット・ハンドルのベネチア・ブロンズ仕様ですが、主錠部の鍵穴部分は、アメリカ製 メディコシリンダーが使われていました。

今回、そのメディコ・シリンダーと、新しく取付ける補助錠部品に、イスラエル製MUL-T-LOCKマルティロックプラス シリンダーを選定して、上と下の鍵を統一し交換・取付けいたします。

玄関ドアの防犯対策として、1ドア２ロックにするのが目的です。なお、鍵が上と下で別々にならないように、シリンダーを同一組キーにセットアップし不便さを解消します。

■施工前－－－－－－－－－－－－－－－

鍵が一か所しかありません。防犯上不安です。

■施工後－－－－－－－－－－－－－－－

補助鍵を新規に取付け1ドア2ロックにしました。

■補助錠の取付け手順－－－－－－－－－

①施工前

②補助鍵を取付けるため55㎜の穴をあけます

③補助鍵取付け（MUL-T-LOCKｼﾘﾝﾀﾞｰ）

④ケースロック掘り込み

⑤ストライク彫り込み

輸入玄関ドアの鍵交換・取付工事で一番気をつけることは、見た目（バランスや違和感）を損なわないようにすることです。それゆえ、補助錠のデッドロックも輸入品ハンドル錠と同じベネチア・ブロンズに合わせます。また、マルティロック・プラスシリンダーも同色に焼き付け塗装した製品を使います。それらの部品をセットして取付けたあとは、今度は戸枠側の加工です。そのあとドアのスイング調整をおこない、最後は補修用塗料を使って細かいドアのキズなどをメンテナンスすれば作業は終了です。

１ドア２ロックにする意味は、こじ開けなどによる破壊防止対策や、あらゆる侵入手口に対して犯行を抑止させる狙いがあります。一部の製品を除き、輸入建材は柔らかい木質のドアが少なくないので、手数をかけさせ侵入時間が少しでもかかるように、錠の強度を高めなければなりません。

玄関ドアは、家の「顔」でもありますから、その「顔」が持つ防犯対策は結果的に、泥棒がその他の侵入口（勝手や窓）に対しても、警戒心を持つものとお考えください・・・。

輸入玄関ドアで、メディコ medeco の鍵交換と補助錠の取付け工事例でした！！

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