鍵屋ブログ
まずはお気軽にお電話下さい
0120-338-599スウェーデンの木製玄関ドアについているASSAアッサ製レバーハンドル錠交換工事例です。お客様から「家の鍵が抜けなくなった。出かけられないので急いで見に来てほしい」とご相談がありました。現場で確認するとASSA製オリジナルの鍵をニュートラル(元の位置)に戻しても、プライヤーで鍵を挟んで引っ張っても抜けません。事前の説明では数か月前から鍵を抜き差しする時に「ガリッガリッ!」と強く押し引きしていたようです。また、鍵を回すときにも引っ掛かりがあってカンヌキがなかなか戻らないため、家の中に入れないことが数回あったそうです。
鍵トラブルの原因はケースロック、シリンダーともに金属疲労による消耗と思われます。今回は故障した boda444 ケースロックの取り換えと、ASSAシリンダーの鍵交換作業になります。ケースは現行品の ASSA ABLOYアッサアブロイ 製に変更して、鍵は防犯性能が高い MUL-T-LOCK マルティロックシリンダーに取り換えました。いろいろとお気遣いくださったお客様、誠にありがとうございました。
■交換前————————————-
■交換後————————————-
スウェーデン製木製玄関ドアについているASSAアッサ製金物部品、または他社外国製ロックメーカーの部品は同じような形に見えても、形状や微妙な寸法違い、そしてドアの扉厚などによって仕様が全く異なる場合がございます。15年以上前の製品となれば型落ちや原産国生産終了となって、手配も容易ではありません。弊社では新築の輸入玄関ドア施工をさせていただいたお客様のアフターメンテナンスがある手前、その各メーカーのドアや型番に合わせた金物部品の在庫を心がけてきました。一部の製品に関しては、最近の円安や世界情勢などの影響で入手困難な物もありますけれど、極力お客様のご要望にお応えして参りたいと考えています。
外国製金物部品の消耗交換時期は使用開始から、だいたい10年から15年が目安です。不具合が起きて変だなぁ?と感じたら早め早めに修理交換されることをおすすめしています。特殊錠前の鍵のトラブルは、必ず輸入住宅ドア施工に慣れている業者に依頼しましょう。