ヴィンテージ家具 チェスト 引き出し鍵開け / 神奈川県鎌倉市

アンティーク家具で天板が開く、重厚なチェストの解錠と鍵無し作成作業をさせていただきました。こうしたタイプの天板が開くドレッサーや机などは、元に戻す（天板を下す）と自動的にロック（鍵がかかる仕組み）されるので、うっかり鍵を中に置いたまま施錠してしまいがちです。できれば万が一のことを考えて、スペアキーを作っておくことをおすすめいたします。

さて、今回のチェストは木材から使用されている金物部品にいたって、すべてとても状態の良いヴィンテージ家具でした。棒鍵も大判でレバーを制御するバネが強めなので、鍵開け作業は時間を要します。安易にピッキングなどで解錠できる錠前ではなく、破損する恐れもあるため手持ちのサンプルキーで当りを慎重に探りながら鍵を復元いたしました。天板が開いたあとチェストの全貌が分かり、内部ドロアーなどの細かい作りを見て家具職人の丁寧な思いが伝わってきます。大変勉強になりました。当日、いろいろとお気遣いくださったお客様、誠にありがとうございました。

ヴィンテージチェスト　　赤丸が錠前部分

解錠時もテンションがかかる仕組みです。戸先鎌錠なので強引な押し上げは破損の原因になります。棒鍵を一定方向に回転させると天板が上がって開きます

アンティーク家具の鍵をなくしたとき、家具の引き出しや扉を開けられないで困ったときは作業実績が豊富な、さいたまロックセキュリティ株式会社へお気軽にご相談ください。

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