イギリス製アンティーク家具 鍵開け ガラスキャビネットの鍵作成 / 千葉県 流山市

イギリス製のアンティーク家具で、曲線のガラス扉が特長的である Rカップボードの鍵開けと、紛失した鍵の復元作業をさせていただきました。両開きの左扉には、上と下に真鍮のフランス落としが付いています。引手は無いので右扉の棒鍵（錠）を使って施解錠、または扉を開閉（押し引き）するタイプです。さて、こうした曲線型のガラスキャビネットの扉は平面型に比べて捻じれと急な傾きに弱く、錠前に過剰な力がかかるとガラスが割れる恐れがあるので注意して作業します。少しずつ棒鍵のあたりをつけていくこと・・・1時間くらいで鍵が開きました。あとは微調整して、お引き渡しする棒鍵が完成すれば作業は終了です。いろいろとお気遣いくださったお客様、本当にありがとうございました。

アンティークキャビネット　　　　　赤丸が鍵穴部分です。扉に引手はないので、鍵を差し込んだままの状態で扉を開閉します。

扉外側の鍵穴部分

扉が開いた様子（内側）　　　　　　　　　イギリス製の半彫込錠がついていました

解錠および鍵無し作成は「鍵（錠）の状態」によって作業時間やご料金が左右されます。自分で強引に開けようとしたり、全く違う鍵を入れて回したりすると錠前が破損（故障）しますので注意が必要です。錠前が壊れている場合は残念ながら、解錠作業をお断りすることもありますので予めご了承ください。

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