イギリスキャビネット アンティーク家具の鍵がない 鍵開け / 群馬県

英国スタイルの家具でアンティークキャビネットの鍵開けをさせていただきました。棒鍵を紛失してしまったために扉を開けられない状態です。作業前に鍵穴を覗いて確認すると、内部が錆びて見えたので錠全体に強い圧力がかかる「ピッキング解錠」をやめて、「鍵無し作成」という方法で扉の鍵を開ける選択をいたしました。鍵無し作成は真鍮のまっさらな元鍵をヤスリで少しずつ削り出して、対象となる家具の鍵を復元（作成）することです。その場合、作業時間はかかりますけれど家具の鍵を傷めることなく壊さずに鍵開けできます。アンティーク家具の鍵は古い年式の物や型式も不確かで、なかには金属疲労を起こし正常に動いてくれない物もありますから、鍵開けの手段は慎重すぎるぐらいが丁度よいと考えています。

ご依頼くださいましたお客様、誠にありがとうございました。

パオン材でできたイギリススタイルのキャビネットは、どこか温かみがあって素敵でした

錠前部分　　鍵穴を覗いて状態を確認してから、鍵を作成します

1時間ほどで家具の錠に合った鍵が作成できて扉が開きました。今後は復元した鍵をオリジナルキーとしてご使用いただけます

アンティーク家具の鍵をなくした、鍵が開かない、扉を閉められないでお困りな時は、さいたまロックセキュリティ株式会社へお気軽にご相談ください。

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