鍵屋ブログ
まずはお気軽にお電話下さい
0120-338-599マンションにお住まいのお客様から自宅の鍵を紛失してしまったので、玄関ドアの鍵を開けてほしい!と御相談がありました。
不運なことに鍵だけではなく、身分証明書も同時に無くされたので急ぎ防犯対策のため、ドアの解錠後にシリンダー(鍵)も交換することになります。
さて、玄関ドアの鍵開け作業を済ませてドアを開けたところ、事前にお聞きしていた通り室内側にもうひとつ通風ドアがありました。こちらのドアノブ錠もディンプルキーだったので、また時間をかけてピッキング解錠するか?迷ったのですが、あることに気付き!通風ドアは短時間で開けることができました。その後、新しい鍵の交換をして引き渡しとなります。
ところでマンションの玄関ドアは戸建てと違い、共用部分の解釈などで、時に解錠方法(鍵開け)に条件(制限)などが発生します。それはシリンダーや錠前を壊して解錠(破錠)することができない場合や、ドアを傷つけてしまう恐れのある解錠工具は使用できなかったり、状況により作業する時間制限のほか、管理組合の許可が無ければ作業ができない、または大きな音を立てられないなど様々です。
それらは、マンションによって色々と考え方が違うわけですが、制約の本質は建物の資産価値を損なわないための規約であり、または他のご入居者様の迷惑にならないように、精神衛生上配慮する意味が含まれています。われわれ、鍵の専門者も時代が変わったとはいえ、その「意味」を十分に注意しながら作業している毎日であります・・・。
マンションの通風ドア鍵開け(解錠作業)と、建物の管理制限に関する話でした。