鍵屋ブログ
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0120-338-599上げ下げ式勝手口ドアの鍵交換例です。勝手口ドアレバーハンドル錠に、KABA カバ製品の鍵をご使用いただいていましたが、鍵を回すのに重くなって開閉にストレスを感じるため交換が妥当と判断します。オリジナルキーを鍵穴にさすと、ジャリジャリと違和感を感じ、すでにデスロックに近い(鍵が回らなくなり一定の所で固まってしまう)状態にありました。
こちらのお宅の勝手口ドア周辺は土ホコリが多く舞う環境で、問題のシリンダーを分解してみると、鍵穴の中にかなりの土ホコリが溜まっていました。汚れが原因でシリンダー内部に金バリが発生し、正常な動きを妨げていたものと思われます。
精密なピンシリンダーのお手入れとしては
①パーツクリーナー(揮発性洗浄剤)などを鍵穴に何回か注し、汚れをある程度落とします。
②次に専用の潤滑剤(粉末タイプ)を注入すると製品が長持ちします。
注意する点は、鍵穴が汚れている状態時にCRC556などの機械油を注したり、水洗いをするなどはかえって逆効果です。
さて、今回はKABA カバスターシリンダーから、ロイヤルガーディアンシリンダーに変更しました。ロイヤルガーディアンシリンダーは、悪環境下でも不具合が起こりにくい構造になっているストロングシリンダーです。
こうした上げ下げ窓がついている勝手口ドアには、主錠のレバーハンドル錠にロイヤルガーディアンを取付け、補助錠として室内側に「内締り錠」を取付けると勝手口の防犯力が上がり建物の防犯評点も高くなります。
勝手口ドアの鍵交換工事例と、精密ピンシリンダー(ディンプルキー)の注意点でした。