SHOWAアパートの鍵交換/さいたま市

写真は、築40年のアパートの玄関ドアで、旧SHOWA ショウワ製の7680錠がついていました。型式は古い錠ですが、今でも現役で使用されている建物も多くあります。主にスチールドアに使用されていて、公団住宅などでよく見かけます。

さて、お客様が出かけようとして「鍵を閉めたら、突然鍵が抜けなくなった」と御相談がありました。シリンダーと呼ばれる鍵（ギザギザした鍵）をさしこむ部分が消耗して不具合を起こしたのが原因です。なんとか鍵は抜けましたが、再度同じ事故に遭う可能性が高いので交換することになりました。

錠をキレイに磨き、部品にそれぞれ適切な潤滑剤を注してから新しいシリンダーを装てんします。鍵も以前使用されていたものより、防犯性の高いディンプルキー（ブツブツ穴のあいた鍵）に変わります。故障具合によっては、錠すべての全部交換になる場合があるのですが今回はシリンダーのみの交換で済みました。機械油を過剰に注すことによって生じる部品劣化や油汚れなどがなかったのが幸いだったかもしれません。

お客様は、正常に動く鍵を回しながら 「こんなに滑らかに動くものなんだね」 と、何回も確認されていました。

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