鍵屋ブログ
まずはお気軽にお電話下さい
0120-338-599マンション玄関ドアのMIWAミワロック製プッシュプル錠で、 PRシリンダー鍵交換とPGケース錠交換の工事例です。お客様から「家の鍵が鍵穴に最後まで入らない」「ドアが開きにくい」とご相談がありました。現場へ伺って、まずはシリンダーを取り外して調べると、埃まみれの状態だったので洗浄してから専用の潤滑剤を注してみます。しかし、内部の金属が摩耗しており正常に復活しないため交換することになりました。また、ドアが開きにくいのはケースロックのラッチ故障が原因で、引っ掛かりがあるせいかハンドルを何度も押し引きしないとドアが開きません。したがって新品の部品に取り替えさせていただきました。ありがとうございました。
今回のような鍵トラブルは主に気密性の高いマンションで、雨や風の影響を受けやすく条件の悪い位置にある玄関ドア、もしくは高層階で起きるケースが多いといえます。共通しているのは窓を閉め切った状態で換気扇のスイッチを入れるとドアが重くなる(体重をかけないと開閉できない)玄関ドアがそれにあたります。重くなる理由は室内の気圧が大きく下がると外気は室内へと流れ込もうとし、ドアに圧力がかかるからです。そのときに外気は埃などと一緒に鍵穴やドアの隙間から流入し、汚れが錠前部品やドア枠に溜まるわけです。また、ドアに圧力や風圧がかかる場合、その力がケース錠のカンヌキやラッチに直接かかるので(側圧)消耗や故障の原因になると考えられます。
そうした問題を緩和させる方法として、室内の通気口を少し開くといいかもしれません。外と家の中の気圧を同等にする調整をすればドアの重さを軽減できて、ケース錠を傷めるのを防ぎます。通気口からの汚れが気になるのなら市販のフィルターを取付けると良いです。鍵穴の問題はパーツクリーナーなどを直接鍵穴に注入し、汚れをある程度取り除いてから専用のサラサラした潤滑剤(機械油はNG)を使うと解決することもあります。鍵のメンテナンスは半年に一回くらい定期的に行うと錠や鍵の寿命を高めます。最後に日頃から土や砂埃が外ハンドルやシリンダーに付着していたら乾拭きで取り除くことが大切です。参考にしてください。
■施工前—————————————-
■施工後—————————————-
さいたま市で気密性の高いマンション玄関ドアの鍵故障、ハンドルの不具合、シリンダー鍵交換でどこに頼んでいいのか?お悩みなときは、さいたまロックセキュリティ株式会社へお気軽にご相談ください。