鍵屋ブログ
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0120-338-599写真は、㈱シブタニのDL60グレモンハンドル錠で、マンションのアルミ製ガラス狭框ドアについているものです。このグレモン錠は、ハンドルを操作するとドアの上下からロッドが突き出て戸が閉まります。なおかつデットボルト(カンヌキ)がストライク(戸枠部分) におさまります。最後に室内側のサムターンをまわせば施錠状態となります。こうした三方向でしまる丈夫な錠でもガラスを破られる防犯上は問題です。
ガラスドアの場合、侵入者にガラスを破られサムターンを回されればドアは比較的容易に開けることができるからです。そのために写真のように、サムターン(つまんで回す)からシリンダー(鍵式)へと交換するわけです。交換することで手を室内側に入れられてもドアは開けられませんので、侵入を許すまで時間をかけさせることができます。また、マンション上層階に住む方で小さな子供が勝手にベランダへ出ないようにという理由で鍵式に交換することもあります。
どちらにしろ鍵式にすれば不便であることは間違いありませんが、思いもつかないトラブルに遭うことを考えればストレスを感じることはありません。防犯は本来、面倒な側面をもちます。その「面倒」を無視したり無関心であることは、何かを?誰かを?守るのを放棄したのと同じだと考えます。