鍵屋ブログ
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0120-338-599築40年以上経つアパートの玄関ドア錠を交換させていただきました。写真のように合板ドアで、棒鍵にて開閉するドアノブ錠です。お客様からご相談を受け伺った時には、棒鍵を入れても回らない状態で故障していました。使用頻度を考えれば寿命をとうに過ぎていますので、とても大事に使われていたことがすぐわかります。
■施工前---------------------
さて、原状回復にあたり壊れてしまった彫込み箱錠そのものは現在生産されていません。したがってドアの切り欠け寸法になるべく合う代替え製品を選定します。
お客様のリクエストは出来るだけ見た目が変わらず、鍵も防犯性能はともかく今までと同じ様式が良いとのことでした。
本当は建物部品の安全性を考慮した建築金物を選ぶつもりでしたが、使い慣れたドアノブや鍵、または想い入れのあるドアということで現在の状態を維持する方向で話は進みます。
■施工後---------------------
今回は、BEST ベスト製彫り込み箱錠にて対応させていただきました。玄関ドア合板の補強をしたうえで加工し新しい錠を取付けます。
取付け工事後は、写真のように黄銅のドアノブや錠前が眩しくピカピカですけれども時間の経過とともに「趣」を感じさせてくれるでしょう。棒鍵も当然のことながらストレスなく操作できて、誰でも簡単に「コツ」を必要とせず開け閉めができるようになりました。
所々、ドアの古い味わいを出すのに補修し大変でしたが、仕上がりに喜んで下さって良かったです。ありがとうございました。