マンションの鍵交換 サムラッチ錠/さいたま市中央区

平成元年前後に建てられたマンションの玄関ドアの鍵交換をさせていただきました。玄関ドアには、現在製造が終了している MIWA 美和ロック製のサムラッチ錠がついています。この「蔵王」シリーズは、外側がサムハンドルで内側が面付箱錠レバーハンドルになっています。サムラッチ錠のなかでも、フラッシュドア用の装飾錠だったので生産時は、資産運用型アパートなどで多く見ることがありました。

MIWAからロイヤルガーディアンに鍵交換

資材が廃止品のため、最近では珍しい錠の部類に入り、ハンドルのサムピース部分（親指で押す）や面付箱錠のラッチやカンヌキが故障すると錠の交換に困る製品です。

弊社では錠の故障時に、お客様の要望によってサムラッチ錠の代替品交換や、同色系の玄関ドア（マンション用）ごとのリフォーム（ドアの吊り込み交換）などで対応させていただいています。

さて、今回は防犯性能の高い鍵に交換されたいというご要望なので、シリンダーと呼ばれる鍵の部分のみを交換いたします。

まず、サムラッチ錠をすべて外し汚れを落としてから、可動部品に専用の潤滑剤を注します。錠をキレイにした後は、お客様からの支持が高いロイヤルガーディアンEXシリンダーに取り換えます。

最後はサムターン（室内側つまんで回す部分）に防犯カバーを取付ければ作業は終了です。

鍵の交換時に思ったのですが、ドアも錠もクローザも非常に状態が良かったです。きっと丁寧に使用され、適度なお手入れもされていたんだと思います。

マンション装飾錠サムラッチハンドルの鍵交換の工事例でした。

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