鍵屋ブログ
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0120-338-599マンションにお住まいのお客様から、玄関ドアの鍵の調子がおかしい?とご相談がありました。
不具合を起こしているシリンダー部分を調べると、鍵の抜き差しに異常があり、差すにも抜くにもガリッガリッと音をたてて、強引に力を入れなければ使えない状態にあります。問題を探るためシリンダー内部を分解すると、全体的に錆びていて腐食した赤茶色い金属粉が正常に動くのを邪魔していました。鍵が使えなくなって、最悪ドアが開けられなくなる一歩手前であったと考えられます。
■施工前———————————-
■施工後———————————
建物は築15年前後で古いとはいえませんが、根本的な原因は劣化も含みますけれど、経験からして恐らく室内の結露が疑われます。事実、室内側のサムターン内部も(つまんで鍵を開ける部分)腐食が相当進んでいました。こうした故障を防ぐには、結露時にドアの内側についた水滴をまめに拭き取るしかありません。また、潤滑剤を過度に差すことはかえって逆効果になりますので注意が必要です。
さて、錆びて不具合を起こしていたシリンダーと、サムターンを新しい製品に交換させていただきました。今までストレスを感じながら鍵(錠)の開け閉めをしていたのが、これで正常な状態に戻るはずです。ありがとうございました!!
鍵(錠)も機械部品ですから、継続使用することで消耗します。当然、外的な要因(打撃など)が加わったり、メンテナンスを怠れば故障も否めません。したがって、強引にドアを開け閉めするのでなく自然な力に任せましょう。また、目に見える範囲で構いませんので鍵(錠)に付着した余計な機械油やホコリなどを、定期的にキレイに掃除すると寿命が長くなります。参考にしてください・・・。
マンションのMIWA URキー鍵交換工事例でした。